海洋工芸美術研究所
    河野 秀哉
      Hideya Kono



私達にとって、河野秀哉さんとの出逢いは幸せなものでした。
生命をかけ、自然のままの魚の美しさを残すことに挑戦してきた
その結晶を、共に世の中に残せる役割を得たからです。
偉大な発明は、今、産声をあげました。

 桜自然塾海洋工芸美術研究所で作られる剥製は、 着色法を使わず、魚が本来持つ自然の色そのままに仕上げています。河野秀哉さんが30年の研究の末、完成された技術の結晶です。

 現在、世界を含め全ての剥製が着色法で、 出来るだけ自然の色に近づける技術も進んでいます。 河野さん自身、着色法においても色々な薬品を開発されました。 しかし、原色保存の夢がどうしても忘れられず、試行錯誤を繰り返した末、 最後の課題であった赤、黄色が定着する薬品の開発に成功しました。

 魚は、同じ種類でも場所、時期、水深等によりその色に違いが生じてきます。 魚の色そのままに剥製にする技術は、まぎれもなく世界に誇る技術といえるでしょう。

 抜群のリアリズムを持った学術的標本、記念に保存したい魚、美術装飾品といった作品の販売と受注製作はもとより、これからは、海のない地域の学校や施設を訪問できる「移動博物館」、また技術者の育成も進めていく予定です。